劇団青年団は、2010年度をもって新人募集を停止いたしました。
しかしながら、演出部は継続して募集を行っており、なにより、こまばアゴラ劇場が若い演劇人の巣立っていく場であることには変わりありません。 そこで、このたび、こまばアゴラ劇場と青年団は、新たに若い演劇人の育成機関を設けることとしました。 講師陣には、青年団主宰の平田オリザをはじめ、青年団演出部、関連団体の演出家、劇作家、俳優を迎え、 俳優のみならず、劇作、演出、制作、舞台技術を多角的に学ぶ場とします。 私たちは、この私塾が、若い俳優やスタッフと演出家、劇作家の出会いの場になればとも期待しています。
平田オリザ・コメント
先端的な演劇人、芸術家にとって最も重要な要素は、その才能故の孤立と孤独に耐えることだと私は考えています。 アウェーで闘える真に自立した演劇人を育てるために、この私塾を「無隣館」と名付けました。多くの若い演劇人の参加を期待します。 * * * * *
■説明会(会場:こまばアゴラ劇場5階稽古場)
2013年1月4日(金) 13:30/17:30/21:00 ※時間は1時間弱を予定。いずれの回も同じ内容です。 ※演劇学校の内容についての質疑も受け付けます。 ※説明会に参加しなくても受験は可能です。
■オーディション内容
詳しい内容については、一次合格者に書面で連絡します。 日程など、都合により変更になる場合があります。 ※実技試験の会場はこまばアゴラ劇場5F稽古場を予定しています。
【一次 書類選考】
所定の用紙(近日中にこちらのページで公開)に、必要事項を書き込んで下さい。 締め切りは、2013年1月7日(月)消印有効。
【二次 実技】
一次(書類審査)通過者は1月12日(土)~18日(金)の中で、1時間ほどの実技審査を行います。 内容は簡単な本読みと面接です。
【三次 ワークショップ】
三次審査は、1月18日(金)午後から夜、21日(月)午前中です。時間帯は選択可能です。 2時間ほどのワークショップ形式で行います。
【四次 ワークショップ】
四次審査は、三次に引き続きワークショップと面接を行い、入校者を決定します。 以下のどちらかの時間帯を選択してもらいます。 1月21日(月) 18:00~22:00 1月22日(火) 10:00~14:00
■応募方法
所定の用紙(近日中にこまばアゴラ劇場ホームページで公開)に必要事項を書き込み、 返信用封筒(長形3号・洋形長3号、90円切手添付のこと)と一緒に、下記の劇団事務所までお送り下さい。 締め切りは、2013年1月7日(月)消印有効。 ※上記の日程に参加できる人を対象としますが、本番などを抱えている場合は、スケジュールの相談に応じます。
■受験料:1,000円
※一次試験合格者のみ。二次試験当日にお支払いください。俳優以外の方は、必要ありません。
■対象
俳優だけではなく、演出部、制作、ドラマターグ、技術スタッフなどを含む。 俳優以外の試験は、書類審査と作文提出、面接になります。 ※俳優以外の方は、希望する部署を「特記事項」の欄にご記入ください。書類審査後、詳細を連絡します。
■受験資格(必ず守って下さい)
青年団の舞台を、生で観ていること 平田オリザの著作を、最低一冊読んでいること
■年間プログラム
基本的に平日の19~22時、および土日が対象となります。 2013年 4~7月 週に二、三回のワークショップ、およびアートマネジメントや舞台技術に関する講座。 集団創作プログラムによる演劇創作と発表 7月末の時点で、再度の選抜があります。 8月頃 夏合宿 9~12月 各演出家の集中型のワークショップ(小さな作品を作ったりする) 2014年 1~2月 卒業公演に向けての稽古 3月 卒業公演 『S高原から』をこまばアゴラ劇場にて上演予定 修了後、希望者は、青年団ならびに関連団体との入団面接を受けます。 ※学費、チケットノルマなどはなし ※期間中も客演などは自由(許可制) ※他劇団、プロダクションに所属していても可 (当該団体の許可をえており、この一年間は、演劇学校のスケジュールを優先すること)
■郵送先
〒153-0041 東京都目黒区駒場1-11-13 こまばアゴラ劇場 演劇学校係 宛 ※応募用紙は近日中にこまばアゴラ劇場ホームページで公開します。 http://www.komaba-agora.com/news/2012/murinkan.html