太田 宏（俳優）

1970年生まれ。大阪府出身。
同志社大学卒業後、ＫＴカムパニー(京都)を経て青年団に入団。『ソウル市民』『冒険王』『東京ノート』など平田オリザ作・演出作品に数多く出演している。2009年には平田オリザが手掛けた世界初のロボット演劇『働く私』に出演。国際プロジェクト『別れの唄』『鳥の飛ぶ高さ』ではフランス語を駆使した演技が高く評価された。2009年にはスイス・ローザンヌのThéâtre Vidy-Lausanneとフランス・レンヌのTNB-Centre européen théâtral et chorégraphiqueが共同制作したマルグリット・デュラス作『HIROSHIMA MON AMOUR/ヒロシマ我が愛』に出演し、絶賛された。同プロダクションは2009年のスイスとフランス、2010年3月にニューヨーク公演が行われた他、2010年秋以降もロシア、ベルギー、フランス国内のツアーおよびパリ市立劇場でのロングラン公演が予定されている。

田野邦彦（演出家、ワークショップデザイナー / RoMT主宰）

1975年生まれ。愛知県小牧市出身。
1998年秋よりイギリス・ロンドンに留学。ミドルセックス大学大学院にてMFA演劇・演出コースを 修了。2002年4月より青年団演出部に所属。2005年に自らの活動ユニットとして、青年団リンク・RoMTを立ち上げる。2007年RoMTプロデュース公演として上演した『the real thing』 では、「スピーディな展開の中で、様々な趣向をスマートに提示する洗煉された舞台表現のセンス」（片山幹生「レビューマガジンwonderland」2007年10月7日）と評された。近年はワークショップデザイナーとしても全国的に活躍している。