無隣館若手自主企画 vol.27 曽根企画
『遊行権』
構成・演出:曽根千智
2019年2月7日(木)- 2月11日(月·祝) 7ステージ
会場:アトリエ春風舎
愚行権と名のついた権利がある。
名前の通り、他人が見て「愚かでつむじ曲がり」と思える行為であっても、他人に危害が及ばない範囲においては許される、という権利である。例えば、喫煙、飲酒、賭博、冒険、また生命を直接脅かすものには、自傷行為、治療拒否、自殺などが含まれる。
「冒険」が愚行に分類されるように、世間一般的には愚行と称される振る舞いであっても、本人たちにとっては生きていく上で必要な至極切実で真剣な行為である場合がある。その場合、それは混沌とした世界を自分に引き寄せて、関係を取り結び理解していくための手段であるのかもしれない。まるで、幼児が様々な遊びを通して自分が置かれている世界のルールを理解していくのと同じように。
子どもに戻れない大人たちの「遊ぶ権利」をめぐる実験を目撃されたい。
曽根千智 SONE Chisato
1991年、兵庫県生まれ。大阪大学在学中に受けた平田オリザの演劇の授業に衝撃を受け、演劇を観始める。大学卒業後、人材系IT企業にて研究開発職につく傍ら、2017年4月より無隣館3期演出部に所属。出演作品に『カレーと村民』(2013年、メイシアター)『よみちにひはくれない』(2018年、世界ゴールド祭)など。現在は退職し、制作、ドラマトゥルクとしても活動している。本公演が演出家として初めての劇場公演となる。
出演 |
石渡愛 木村トモアキ 堀紗織(以上、無隣館)
朝比奈竜生 |
スタッフ |
ドラマトゥルギー:朴建雄(無隣館)
舞台監督:黒澤多生(無隣館)
舞台監督補佐:ワタナベユウタ
音楽:額田大志(ヌトミック/東京塩麹)
音響プラン:櫻内憧海(無隣館/お布団)
照明プラン:井坂浩(青年団)
美術:中村真生(青年団)
衣装監修:正金彩(青年団)
制作:井上哲、神戸みなみ(無隣館)
協力:有上麻衣(青年団)
総合プロデューサー:平田オリザ
技術協力:大池容子(アゴラ企画)
制作協力:木元太郎(アゴラ企画) |
日時 |
2019年2月7日(木)- 2月11日(月·祝) 7ステージ
2月7日 |
木 |
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19:30★ |
8日 |
金 |
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19:30 |
9日 |
土 |
14:00 |
19:00 |
10日 |
日 |
14:00 |
19:00 |
11日 |
月 |
14:00 |
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受付開始=開演の30分前、開場=開演の20分前。 ★:終演後にポストパフォーマンストークあり
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会場 |
東京メトロ有楽町線・副都心線/西武有楽町線「小竹向原」駅 下車4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1 [google map]
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)
※公演期間以外のお問い合わせはこまばアゴラ劇場(03-3467-2743)まで。
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
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料金 |
当日一般=2,500円
予約一般=2,000円
予約学生=1,500円(要学生証)
*日時指定・全席自由席・整理番号付
*未就学児童はご入場頂けません。
*学生料金でご予約いただいた方は、当日受付にて年齢・学籍を確認できる証明書をご提示ください。 |
チケット 発売日 |
2019年1月17日(木) |
チケット 取り扱い |
青年団 03-3469-9107 (12:00 - 20:00)
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お問い合わせ |
青年団 03-3469-9107(12:00 - 20:00) |
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企画制作:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
助成:文化庁文化芸術振興補助金 (劇場・音楽等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会 |