無隣館若手自主企画 vol.29 野宮企画
『イチゾウ』
詩作・構成:野宮有姫
2019年3月20日(水) - 3月24日(日) 9ステージ
会場:アトリエ春風舎
宮沢賢治作品―特に童話『よだかの星』と詩集『春と修羅』を種として試みる詩作実験、或いは、演劇。
無名の詩人が現代の都市を描いた新作詩集を、
俳優の身体とインスタレーション的舞台美術を以て立体化する。
今日ここから、ひとつずつ五感を壊してゆく。
語るに足らぬいきものへ。
正しい進化だろう。
反吐の海で窒息しても狂わぬよう、
なんて、それすら見栄だ。
正当化するに足る痛みなんて知らない。
ほんとうはただただすべてが面倒なだけ。
生理痛みたいな怒りだ、
なんて、彼がいうから少し笑った。
独り善がりなきみの紫。
飼い殺されたぼくらの橙。
ぜんぶ映した、酉の空。
(無名の詩人の詩集より 抜粋)
これらのデッサンは或るひとりのひとへ捧げることにする。そのひと自身の肖像として。痕跡として。シャッターの音。或るひとりの人間を想うことは、社会と時代と遭遇することであり、僕ら自身の生命や思想に気がつくことであるとする。自明の仮定だ。シャッターの音。この宇宙の何処かに存在する語るに足らぬそのひとへ。相変わらずハンバーガーは嫌いで、無心にかぶりつくきみはとても■■■■■。
詩作・構成:野宮有姫
野宮有姫
詩人を称する演劇人。無隣館三期演出部所属。
2009年、都立駒場高校演劇部の同期と企画団体シックスペースを旗揚げ。
以降、同団体中心に、詩作・演出活動を続ける他、映像シナリオ提供・作詞提供・WSコーディネート、最近は高校演劇部での講師などを行う。
詩を母体として演劇やアートセッションなどへたち上げる方法を確立中。
酒と猫とひととことばをこよなく愛している。
出演 |
小野 亮子
黒澤 多生
外 桂士朗
名古屋 愛
南風盛 もえ
以上、無隣館 |
スタッフ |
総合演出・詩作・構成:野宮 有姫(無隣館/シックスペース)
美術監督:鬼木 美佳(無隣館)
振付:山下 恵実 (無隣館/ひとごと。)
舞台監督:黒澤 多生(無隣館)
⾳響・他:櫻内 憧海(無隣館/お布団)
ドラマトゥルギー:朴 建雄 (無隣館)
制作:笠島 清剛(青年団)、百瀬 みずき(シックスペース)
制作補助:井上 哲、中村 奏太(無隣館/アルココチ)
宣伝美術・撮影:大西 沙絵子(シックスペース)
協力:陳 彦君(青年団)、森 一生(無隣館/阿佐ヶ谷スパイダーズ)、木村 恵美子(無隣館/kazakami)
総合プロデューサー:平⽥ オリザ
技術協⼒:⼤池容⼦(アゴラ企画)
制作協⼒:⽊元太郎(アゴラ企画) |
日時 |
2019年3月20日(水) - 3月24日(日) 9ステージ
3月20日 |
水 |
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19:30★ |
21日 |
木 |
14:00 |
19:00◆ |
22日 |
金 |
14:00◆ |
19:00◆ |
23日 |
土 |
14:00◆ |
19:00 |
24日 |
日 |
13:00 |
18:00 |
受付開始=開演の30分前、開場=開演の20分前。
※上演時間は60分前後を予定。 ★=初回割引(500円引き)にてご案内
◆=アフタートーク有り
21日(木)19:00~ 永方 佑樹(詩人)
22日(金)14:00~ 綾門優季(青年団リンク キュイ主宰/劇作家・演出家)、山下恵実(ひとごと。/演出家)
22日(金)19:00~ Piko Okabe(アートディレクター・アーティスト)
23日(土)14:00~ 森山 亜希(油彩画家)
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会場 |
東京メトロ有楽町線・副都心線/西武有楽町線「小竹向原」駅 下車4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1 [google map]
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)
※公演期間以外のお問い合わせはこまばアゴラ劇場(03-3467-2743)まで。
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
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料金 |
予約|2000円 ※初日は割引価格1500円
当日|2500円
*日時指定・全席⾃由・整理番号順での⼊場
*未就学児童はご入場頂けません。
★初日割引/リピーター割引
予約・当日共に、定価から500円引きにてご案内します! |
チケット 発売日 |
2019年1⽉20⽇(日) |
チケット 取り扱い |
青年団 03-3469-9107 (12:00 - 20:00)
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お問い合わせ |
青年団 03-3469-9107(12:00 - 20:00) |
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企画制作:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
助成:文化庁文化芸術振興補助金 (劇場・音楽等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会 |