青年団第51回公演

第39回岸田國士戯曲賞受賞作品

『東京ノート』東南アジアツアー+富山公演

作・演出:平田オリザ

会場:オーバードホール(富山)、他:東南アジア3会場

『東京ノート』沈黙の帝国

フィスバックと平田に共通するもの、それは間違いなく、沈黙を響かせるこの技量だろう。
そしてその背後にあるものといえば、「ええ、ええ、そう」の深淵。
あるいは、由美と義理の妹 好恵の間で交わされる単純なやりとりの愚かしいまでの美しさだ。

仏「リベラシオン」2000.2.1/『東京ノート フランス語版』(演出:フレデリック・フィスバック、平田オリザ)劇評より抜粋


すれ違う会話の舞台芸術

交わされる会話は独白にすぎない、自分だけに言い聞かせるようなひっそりとした告白だ。
作者である平田オリザは、不安に苛まれる小さな社会の姿をプリズムにして自身の街を語る。

仏「ル・モンド」2000.2.17/『東京ノート フランス語版』劇評より抜粋


日常生活の静かな深遠さを提示

登場人物たちは、落ち着いた静かなトーンで自分たちの生活を語り合っている。それなのに、日本の劇作家平田オリザのダイアローグは、人の細胞を顕微鏡でかいま見るかのように視線を釘付けにする。

米「ニューヨーク・タイムス」2000.10.22/青年団『東京ノート』北米公演劇評より抜粋


出演

山内健司 ひらたよーこ 松田弘子 足立 誠 山村崇子 根本江理子 辻 美奈子 小河原康二 秋山建一 小林 智 川隅奈保子 松井 周 能島瑞穂 大塚 洋 鈴木智香子 大竹 直 荻野友里 河村竜也 長野 海 堀 夏子

スタッフ

舞台美術:杉山至 × 突貫屋
照明:岩城保
舞台監督:櫛田麻友美
宣伝美術:工藤規雄+村上和子 太田裕子
宣伝写真:佐藤孝仁
制作:松尾洋一郎

お問い合わせ

青年団

 03-3469-9107
ツアー情報

東南アジアツアー公演に関するより詳しい情報は、以下をご覧ください。(英語)

国際交流基金 "Southeast Asian tour starts for Seinendan’s production of Tokyo Notes"

タイ公演 タイ語+英語字幕付上演

会場

Theater of the Faculty of Arts, Chulalongkorn University

日時

2006年6月23日(金)- 6月25日(日) 3ステージ

マレーシア公演 マレー語+英語字幕付上演

会場

Kuala Lumpur Performing Arts Center

日時

2006年6月29日(木)- 7月2日(日) 2ステージ

インドネシア公演 インドネシア語+英語字幕付上演

会場

Goethe Haus

日時

2006年7月6日(木)~7月7日(金) 2ステージ

富山公演 「ステージ・オン・ステージ」実験劇場

会場

オーバードホール 舞台上特設シアター

富山県富山市牛島町9-28 http://www.aubade.or.jp/
日時

2006年8月8日(火) 1ステージ

8月8日 19:00
開場は開演の30分前
平田オリザによるアフタートークあり
料金

一般=2,500円 学生=1,000円
「ステージ・オン・ステージ」実験劇場
『東京ノート』『書く女』のセット=6,000円

チケット
発売日

2006年6月4日(日)

チケット
取り扱い

アスネットカウンター

 TEL.076-445-5511

インフォマート(市民プラザ、CiC)


チケットぴあ

 0570-02-9999[Pコード:369-340]
*青年団での前売り・予約取り扱いはございません。
お問い合わせ

(財)富山市民文化事業団 企画制作課

 076-445-5610

青年団

 03-3469-9107
  企画制作:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(財)富山市民文化事業団/富山市
共催:北日本新聞社/富山テレビ放送
後援:北日本放送/チューリップテレビ
助成:(財)地域創造