ティオンビル=ロレーヌ国立演劇センター制作
『別れの唄』2009年フランス17都市ツアー
作:平田オリザ 翻訳:ユタカ・マキノ
演出・美術:ロラン・グットマン
会場:フランス17都市各会場
ティヨンヴィル公演(ティヨンヴィル=ロレーヌ国立演劇センター) 2007.1 ©Pierre Grosbois
同じ悲しみを悲しんでいるはずなのに、なぜ、私たちは分かり合えないのだろう
同じ悲しみを悲しんでいるはずなのに、なぜ私たちの悲しみ方は、こんなに違うのだろう
国際結婚をして、長く日本に暮らしていたフランス人の妻が亡くなった。
フランスから葬儀に駆けつけた妻の家族たち。
日本の葬式の様々なしきたりを懸命に説明しようとする日本人の夫と妹。
文化の違いに戸惑いながら、やがて愛する者の死を受け入れていく二つの家族。
2007年初演の日仏共同作品。
大好評により、3シーズン目のフランス巡演です。
ロラン・グットマン LAURENT GUTMANNM
1967年パリ生まれ。シャイヨー国立演劇学校を経て、1994年より演出家として活躍。以来フランス内外において、幅広いジャンルの作品を手がけている。2002年に日本に滞在し、青年団の俳優を対象にしたワークショップ公演『インディア・ソング』(作:マルグリット・デュラス)をこまばアゴラ劇場他にて発表。翌年フランスのストラスブール国立劇場にて演出した『S高原から』(作:平田オリザ)が好評を博した。2004年よりティヨンヴィル=ロレーヌ国立演劇センター芸術監督。
"Nouvelles du Plateau S(『S高原から』)"作:平田オリザ 演出:ロラン・グットマン 2003.3 Theatre National de Strasbourg/フランス・ストラスブール ©Eliasbeth Carecchio