青年団国際演劇交流プロジェクト2011
ジュヌビリエ国立演劇センター・こまばアゴラ劇場国際共同事業 Jeune Scene 2011
『DAIKAIJU EIGA』『Rosa, seulement』
2011年9月30日(金) - 10月5日(水) 計8ステージ
会場:こまばアゴラ劇場
こまばアゴラ劇場と、パリ郊外にあるジュヌビリエ国立演劇センターは、これまでも提携劇場として、数々の交流を行なってきました。
今年度からは、特に若手演出家の交流に力を入れることとなり、アゴラからは東京デスロックが、フランス側からは、二人の若手演出家が、このプロジェクトに参加することとなりました。
今回来日する二人は、どちらもフランス演劇界の未来を担う注目の演出家です。
私は昨年のフランス滞在中に、二人の作品を見ることができました。その作風はそれぞれ違いますが、どちらも流行りの言葉で言えば「キレキレ」です。ぜひ、フランスの若手演出家のエッジのかかり具合を目撃していただければと思います。
こまばアゴラ劇場芸術監督 平田オリザ
クリストフ・フィアットが示すのは我々をとりまく現実である。果てなく巡る。
戻りくる姿はたがわずも、じわりじわりと姿を変え新たなひとつの現実をもたらすことで現実というものを異なる作法でみせてくれる。
マチュー・ベルトレが示すのは加工された現実である。砕かれ散らばる。
あらゆる層が、面が、つまびらかに。宝石のよう。
まなざしを向ける角度に応じ 異なる作法できらめく。
絶えずいっそうの豊かさへと。
ジュヌヴィリエ国立演劇センター 芸術監督
パスカル・ランベール
「L’Indestructible Madame Richard Wagner」(2011年)
© Pierre Grosbois
クリストフ・フィアット Christophe Fiat
作家、パフォーマー、演出家。
フランス、ジュヌヴィリエ劇場のアソシエートライター。
今回は、世界的なポップカルチャーである大怪獣、ヒロシマそして 3.11 にまつわるラディカルでミニマリストな寓話を斬新な演劇的動作をロックやサウンドポエトリーの手法を用いて提案します。
出演
クリストフ・フィアット 工藤倫子
「L’Avenir, seulement」(2011年)
© Marc Domage
マチュー・ベルトレ Mathieu Bertholet
作家、演出家、振付。1977年生まれ。
フランス、ジュヌヴィリエ劇場のアソシエートライター。
数多くの歴史的、ドキュメンタリー的主題を扱う作家です。今回は、闘争の果てに命を落としたローザ・ルクセンブルクの言葉をとらえ、彼女の肉体、 彼女の思考に入り込み、その言語を舞台に表出するための身体を獲得し描きだします。
出演
ノラ・ステニグ マチュー・ベルトレ
スタッフ |
照明:西本 彩
音響:泉田雄太
通訳:平野暁人
字幕操作:秋山建一(※「Rosa, seulement」のみ)
宣伝美術:高見清史
日仏コーディネート:西尾祥子(システマ)
横山 優
制作:斎藤 拓
芸術監督:平田オリザ |
日時 |
2011年9月30日(金) - 10月5日(水) 計8ステージ
9月30日 |
金 |
19:30『DAIKAIJU EIGA』 |
10月1日 |
土 |
14:00『Rosa,seulement』
16:30『DAIKAIJU EIGA』★ |
2日 |
日 |
14:00『DAIKAIJU EIGA』
16:30『Rosa,seulement』 |
3日 |
月 |
19:30『Rosa,seulement』 |
4日 |
火 |
19:30『DAIKAIJU EIGA』 |
5日 |
水 |
19:00『DAIKAIJU EIGA』 |
受付開始は開演の40分前、開場は開演の20分前 ★=緊急アフタートーク
加藤典洋(早稲田大学/『さようなら、ゴジラたち―戦後から遠く離れて』(岩波書店、2010年)著者)×クリストフ・フィアット
9月22日におこなわれた刺激的な対談の続きをこまばアゴラ劇場で行ないます!
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会場 |
京王井の頭線駒場東大前駅から徒歩3分
東京都目黒区駒場1-11-13 [google map]
tel:03-3467-2743
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料金 |
前売・予約=1,800円 当日=2,000円
セット券=3,000円(※前売のみ)
*日時指定・全席自由席・整理番号付
*未就学児童はご入場いただけません。
*本公演は芸術地域通貨ARTS(アーツ)をご利用いただけます。
(ARTSとは、桜美林大学内の演劇施設で施行されている地域通貨です。1ARTS=1円で使用できます。) |
チケット 発売日 |
2011年8月15日(月) |
チケット 取り扱い |
青年団 03-3469-9107(12:00 - 20:00)
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お問い合わせ |
青年団 03-3469-9107 |
関連 イベント |
9月22日19時、東京日仏学院「読書の秋」
対談:クリストフ・フィアット、加藤典洋(早稲田大学) |
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企画制作:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
共催:東京日仏学院、ジュヌヴィリエ国立演劇センター、カンパニー・クラウドバスターズ
助成:文化庁、アンスティチュ・フランセ
特別協力:全日空
協力:ロベール・ラコンブ、パスカル・ランベール、加藤典洋、木村成代、金沢章子、松波静香、濱屋清子、若狭利康、平野光將、青山真治、松本都美子、エマニュエル・ド・モンガソン、いわき総合高等学校の先生と生徒、石井路子 平成23年度 文化庁国際芸術交流支援事業 |