青年団+豊岡市演劇プロジェクト

講談に彩られた一人芝居『大石りく物語』

作・演出:工藤千夏
講談台本:旭堂南陵
出演:天明留理子(旭堂南明)

2018年8月20日(月)- 8月23日(木) 4ステージ

会場:出石永楽館

近畿最古の芝居小屋で贅沢に味わう、講談に彩られた一人芝居の三十分。

生まれ故郷の豊岡の地を離れて大石内蔵助の元に嫁ぎ、
赤穂浪士の討ち入りを支えた大石りく。
三百年たった今なお、良妻賢母の誉れ高い彼女は、
はたしてどんな思いで夫の女遊びを見つめていたのか。
近畿最古の芝居小屋で贅沢に味わう、講談に彩られた一人芝居の三十分。


講談台本は、上方講談の重鎮、旭堂南陵師匠が永楽館のために書き下ろした演目です

神道講釈「安倍晴明伝」、人の偏見の恐ろしさを扱った「柳田格之進」、男女共同参画社会としての「与謝野晶子物語」、地元にゆかりの「英雄」「名人」「偉人」「有名人」の人物伝など幅広い演目を持ち、NHK朝ドラ「わろてんか」の芸能指導全般も担った四代目旭堂南陵師匠が、出石永楽館での上演にあたって書き下ろした演目です。

天明留理子(てんみょうるりこ)

円演劇研究所を卒業後、94年に劇団青年団入団。以降『東京ノート』『ソウル市民』 『海よりも長い夜』『バルカン動物園』などの平田オリザ作品に出演。劇団演出部でもある工藤千夏作演出の『パーマ屋さん』『終電座』一人芝居『永い接吻』等に出演。レトル所属。NHKドラマ『美女と男子』『透明なゆりかご』等に出演。2001年より旭堂南陵の講談塾に通い始め、本年より正式に入門、旭堂南明として活動を開始。


工藤千夏(くどうちなつ)

劇作家・演出家。青年団演出部。うさぎ庵主宰。渡辺源四郎商店ドラマターグ。ニューヨーク市立大学大学院演劇科修士課程終了。1992年、平田オリザ主宰の劇団青年団に入団。2003年帰国後、演出部に所属。ラフカット2009で作・演出をした『真夜中の太陽』(原案・音楽:谷山浩子)は、2015年劇団民藝による長編版が全国巡演。NHKFMシアターにラジオドラマ『ちょっといいですか』(主演:市原悦子、角野卓造)、『大きな豚はあとから来る』等。高校演劇のWS、審査も多数。

出演

天明留理子(旭堂南明)

スタッフ

作・演出:工藤千夏
講談台本:旭堂南陵
照明:西本彩
音響:藤平美保子
宣伝美術:Griffe Inc.(工藤規雄+渡辺佳奈子)
制作:金澤昭

日時

2018年8月20日(月)- 8月23日(木) 4ステージ

8月20日 13:30
21日 13:30
22日 13:30
23日 13:30
*12:30〜13:15 は公演準備の為、館内見学でのご入場ができません。
 13:15より観劇のためのお客様のご入場を開始いたします。
会場

出石永楽館

兵庫県豊岡市出石町柳17-2 tel:0796-52-5300

◯JRのご利用
京都方面から約2時間30分/JR山陰本線「特急きのさき」にて豊岡・江原・八鹿駅下車、全但バス出石行きで約30分。
大阪方面から約2時間30分/JR福知山線「特急北近畿」「特急コウノトリ」にて豊岡・江原・八鹿駅下車、全但バス出石行きにて約30分。
◯お車のご利用
八鹿氷ノ山ICから約30分。福知山ICから約1時間。
◯飛行機のご利用
大阪空港から但馬空港、35分。空港から全但バスで豊岡駅、約15分。出石行き乗り換え、約30分。

料金

【演劇チケット代】無料

★演劇鑑賞は無料ですが、別途「出石永楽館」の入館料が必要です。
【出石永楽館・入館料】
大人300円(団体240円)/学生200円(団体160円)/中・小学生以下無料

※団体料金は20名様以上。※障害者手帳をお持ちの方は団体料金に準じます。
※毎週木曜日が休館日ですが、上演のある8月22日は13:30~14:00のみ開館します。

お問い合わせ

出石永楽館

〒668-0234 兵庫県豊岡市出石町柳17-2
TEL:0796-52-5300
E-Mail : eirakukan@mxe.nkansai.ne.jp
【休館日】 毎週木曜日 12/31・1/1休館
【営業時間】 9:30~17:00 最終入館時間16:30
  主催:豊岡市
共催:出石まちづくり公社
企画制作:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
協力: NPO法人プラッツ、城崎国際アートセンター、山北舞台音響、渡辺源四郎商店、なべげんわーく合同会社