ブダペスト到着、『幕が上がる』文庫化

2014年11月06日

 ブダペストに着きました。
 パリまでは順調だったのですが、昨晩、飛行機に搭乗して少し待っているとアナウンスがあり、英語とフランス語なのではっきりとは分からないのだけど、「前のフライトで鳥がぶつかって、大丈夫かなと思ってたんだけど、けっこう深刻なので、念のため飛行機を変えます」みたいな話があって、全員、いったん外に出て、別の搭乗口からバスで他の飛行機に乗り換え。どんどん気温は下がってくるし、臨時便なのでバスとかも寒いし、眠いし、珍しく疲れました。
 ロボットがいるのでブダペスト空港で通関手続き、それからワゴン車に積み込んで移動。ホテルに着いたのは深夜1時過ぎでした。駒場の家を出たのが朝7時で、さらに8時間の時差があるので、そうとう長い一日でした。

さて、『幕が上がる』の映画化の余波も、一日経って、少し落ち着いてきたようです。
 情報公開前は、熱狂的なファンの方たちから、もっとご批判とかもあるのかと思っていたのですが、おおむね、温かく迎えていただき感謝しています。
 広報とかは、制作会社、配給会社と出版社に完全にお任せしているので、どういう手順になるか分からないのですが、これからメイキングとかの話も出て来ると思います。それをご覧いただければ、いまは、「なんだかなぁ」と思っていらっしゃる方にも、ある程度納得していただけるのではないかと思います。ももクロさんたちの演技のことは、またあらためて書きます。

単行本の方の帯も替わるようです。あと文庫版の予約も始まったようです。ようですというのは、私がハンガリーなんかにいて、きちんと広報宣伝のお手伝いができていないからなのですが、たぶん、予約数とかで出版部数も決まり、出版部数に応じてどれだけ書店に置いてもらえるかとか広報宣伝費の額とかまでが決まるという弱肉強食の社会なので、出版社、担当者もたいへんです。皆さん、よろしくお願いします。私は本業を頑張ります。
文庫本の方の表紙は映画仕様なので、ももクロがどーんと出ていると聞いています。違ったらすみません。解説を誰に書いてもらったかとかは、言っていいのかどうか分からないので保留。

帯141106